海老名市立有馬中学校2年生の山崎咲寿(さくとし)さんが、4月17日から18日に茨城県で行われた「世界ジュニアゴルフ選手権日本代表選抜大会」の東日本大会で優勝し、5月にアメリカで行われる世界大会への出場権を獲得した。
(一社)国際ジュニアゴルフ育成協会が主催するこの大会は、年齢別に5つの区分に分かれて競技が行われた。山崎さんは「13〜14歳男子」に出場し、予選通過の23人でスコアを競った。
山崎さんは小学3年生で「9〜10歳男子」の部に出場し、予選敗退を経験。今大会の目標を「優勝」と掲げ、3月に行われた予選大会を1位で通過して東日本大会に臨んだ。
本選はパー72、2日間36ホールで争われた。初日を終えて山崎さんはトータル1オーバーの75で首位タイに立ったものの「追い込まれるようなプレッシャーを感じた」という。
迎えた最終日は風が強く吹く荒天で、球の行方を読み切れない難しい戦いだったという。その中でも「攻めのゴルフ」を信条に戦った山崎さんは終盤の11ホールでドライバーが冴えバーディーを奪うと、そこから調子を上げ2位に6打差をつけこの日トップの74のスコアで優勝を手にした。
上位2人が出場権を獲得するIMGA世界ジュニアゴルフ選手権は、山崎さんが憧れるプロゴルファー松山英樹選手が日本人初のマスターズを制したアメリカで今年7月に開催される。「憧れの選手と同じ国で戦えるのはとても刺激的。ゴルフをしてきた大会の中で一番緊張する」と話した。
コロナ禍で、外国への渡航制限がある中での大会への参加は流動的。山崎さんは「プロになる目標に弾みをつける大会になると思う。コロナで開催されるか不安ですが、結果を残せるようにコンディションを整えて大会に向かいたい」と話す。
山崎さんは2019年にも関東大会優勝で本紙に登場。今後のさらなる活躍に期待が高まる。
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