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公開日:2026.04.17
大和綾瀬歯科医師会 災害時の車両を導入 医療体制の強化に期待
(一社)大和綾瀬歯科医師会(小俣好子会長)は、災害時の歯科医療体制の強化を目的に、巡回診療車両、ポータブルⅩ線撮影装置、ポータブル電源を新たに導入した。これを受けて9日、大和歯科医師会館(深見西)で納車式が開かれ、古谷田力大和市長と橘川佳彦綾瀬市長が立ち会った。
車両や機器は、厚生労働省の「災害時歯科保健医療提供体制整備事業」の一環として導入されたもの。今回、この事業により機器が配備されたのは、県内では大和綾瀬・厚木・小田原・茅ヶ崎・鎌倉市・逗葉の6歯科医師会。駐車場の有無など、同会の管理体制が認められ、選定に至った。
災害時は避難所生活が長期化すると、口腔環境や栄養状態の悪化など、被災者の健康に影響をおよぼす懸念がある。
この事業はそうした事態を防ぐため、災害時の歯科医療や口腔管理に必要な車両や器材を整備し、医療体制を確保することを目的としている。
平時の利用も
今回導入されたのは、巡回診療車両、ポータブルⅩ線撮影装置、ポータブル電源。巡回診療車両は、歯科機材の運搬や訪問診療に使用できるほか、ポータブル電源と同様、停電などの非常時には電源供給源としても活用できる。ポータブルⅩ線撮影装置は、専用のレントゲン室がない避難所においても口腔内のレントゲン撮影が可能だ。
同会の小俣会長は、「導入された車両や機器を災害時はもちろん、平時でも在宅医療や健診事業、歯科啓発活動など幅広く活用したい」と意向を示し、「当会として大和市、綾瀬市の皆さんの健康維持に貢献していきたい」と抱負を語った。
視察を終えた古谷田市長と橘川市長は「非常時の体制がより強化されたことは市民にとっても大きく、大和市・綾瀬市としては非常に心強い」と口をそろえた。
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