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公開日:2026.11.06
座間高と中央農業高が次世代人材の教育拠点に 理数探求とスマート農業で県内の教育改革をけん引
文科省が推進する「産業イノベーション人材育成等に資する高等学校等教育改革促進事業」でこのほど、県立座間高校(座間市)と県立中央農業高校(海老名市)の2校が国の「改革先導拠点」として採択された。先端技術や先端研究と連携した先進的な教育カリキュラムが評価されたもので、県内では川崎高校を含む3校が先行モデル校として県内の教育改革をけん引する。
高度理数系人材を育成
座間高校(磯貝靖子校長)では、AIやデータを活用したハイレベルな理数探求学習を展開。大学や研究機関、地元企業と連携し、最先端の科学技術に触れる機会を大幅に拡大する。文理の枠を超えてイノベーションを起こす高度な理数系人材の輩出を目指す。主な連携機関は横浜国立大学、神奈川工科大学、中外製薬(株)など。
磯貝校長「今年度から総合的な探求の時間や理数科学教育の充実などカリキュラムのリニューアルを行っており、そうしたものが評価されて採択につながったのだと思う」と語る。上限額約16億1千万円の支援を受け、校内には最新の実験・分析機器を導入するフロンティア・ラボや高度分析探求センターなどを設置する。
28年度までに学科改編
「次世代アグリ・イノベーション人材の育成」を目標に2028年度までに「アグリテック科」と「アグリフード科」(ともに仮称)への学科改編を目指す中央農業高校(岩崎秀太校長)には、上限額約37億1千万円が投じられ、スマート農業やデジタル技術を活用できる次世代人材の育成に取り組む。主な連携機関は東京農業大学、かながわ農業アカデミー、神奈川県農業技術センターなど。
岩崎校長は「県内唯一の農業単独高校として生徒自らが課題を発見し研究や実習を通して解決に取り組むプロジェクト学習など本校が積み重ねてきた教育実習が今回の構想の土台になっている」と述べた。また、「県の農業教育や産業教育の拠点として県内の農業高校や大学、研究機関、企業などがつながり、共に学び新しい価値を創り出す仕組みを構築していきたい」と話す。
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