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公開日:2026.11.06

海老名市 自動運転バスを実証実験 地域交通を持続可能に

  • 内野市長(中央)らが出席し、自動運転バスを前に式典が行われた

    内野市長(中央)らが出席し、自動運転バスを前に式典が行われた

 海老名市役所で10月29日、市内で来年行われる自動運転バスの実証実験に使用する車両が公開された。市と相鉄バス(株)(横浜市西区)、NTTドコモビジネス(株)(東京都千代田区)の3者が締結した連携協定に基づき行われるもの。運転士不足などの社会課題解決を目指し、2028年度には運転者を配置しない「自動運転レベル4」の実装を見据える。

官民で連携協定

 海老名市など3者は10月13日、「自動運転技術の社会実装促進に関する連携協定」を締結した。深刻化するバスの運転士不足への対応や地域交通の利便性向上、脱炭素化を見据え、自動運転技術を活用した持続可能な地域公共交通の実現を目指す考えだ。

 連携協定の主な柱は「自動運転レベル4の実現に向けた実証、社会実装や運行基盤整備の推進」「地域住民への理解醸成と地域の魅力発信による自動運転サービスに対する社会的受容の拡大」「国の補助事業・実証事業などとの連携による持続可能な事業モデルの構築や地域交通DX人材の育成」。

 市は持続可能な地域公共交通の実現に向けた取り組みの推進などを担う。相鉄バス(株)は自動運転技術の実証や将来の自動運転サービスの運行に向けた計画などを検討。NTTドコモビジネス(株)は通信・デジタル技術などの知見を生かした支援などを行う。

ルートは中新田循環線

 実証実験は運転席に運転士を配置し、必要に応じて手動で介入する「レベル2」で行われる。走行ルートは海老名駅を発着する「中新田循環線」。段階的に公道での走行テストを実施後、2027年1月25日(月)から2月18日(木)まで、一般の利用者を乗せた運行が行われる予定。使用される車両は、トヨタ自動車の次世代モビリティ「e-Palette(イーパレット)」をベースに改造したEV車両(着席7人乗り)。通信ネットワークや遠隔監視システムを取り入れ、途切れない通信環境を確保しながら安全で安心な運行体制を検証していく。

 29日に行われた式典に出席した内野優市長は「自動運転バスは、未来を語る上で大きな力となる。このようなバスが導入されることで、運転士不足や地域の高齢者の移動の助けにつながる」と口にした。

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