関東に10月6日に上陸し、各地で爪痕を残した台風18号。座間市内では栗原など4カ所の道路が冠水したほか、風による倒木や足場の傾き、道路への土砂流入などの被害が出た。同日は市内の全小・中学校が休校し、市内3校の高校も全て休校・自宅学習となった。小田急小田原線とJR相模線も一部運休や遅延が出るなど、広い影響が出た。
※10月7日起稿
座間市に大雨・洪水・暴風警報が発令されたのは5日午後9時33分。市はこれを受け、翌6日の午前6時50分頃に市内のコミュニティセンター全8館を「避難所」として開設。相模が丘コミュニティセンターに70代の男性1人が避難した。
市内栗原では市道38号線の一部が冠水し、一時通行止めとなった。現場に駆けつけた消防関係者によると、当初はおよそ30センチ程度の冠水が見られ、膝から下が水に浸かったという。
付近の施設や店舗にも雨水が侵入し、ポンプを使った排水作業がおよそ4時間に渡って行われた。
市道38号線は近年台風や大雨による冠水が続いており、市は2012年度から改良工事を計画。現在用地の買収などに向け調整を進めているという。
そのほか、座間や四ツ谷、新田宿でも道路が冠水した。うち、座間と新田宿では一時的に交通規制が敷かれ、関係者は排水作業に追われた。
座間では民家の樹木が倒れたほか、東原では外壁の舗装作業のため取り付けられた足場が傾いた。いずれも強風が原因と見られており、けが人は出なかった。
市安全防災課は「台風18号の影響で土砂が緩んだり、木が折れかかっている可能性もあるため、引き続き注意して欲しい」と呼びかけている。
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