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公開日:2015.04.10

県議選 初の無投票
現職3氏のみ届出

  • 当選が決まり各事務所で挨拶する(右から)山口氏、堀江氏、佐藤氏

 4月29日の任期満了に伴い、3日に告示された神奈川県議会議員選挙。厚木市選挙区(定数3)は同日午後5時までに、現職の山口貴裕氏(自民・1期・42歳)、堀江則之氏(自民・7期・71歳)、佐藤知一氏(民主・1期・45歳)=届出順=の3氏以外に立候補の届出がなく、無投票が確定した。県知事選は4月12日に投開票が行われる。

 市選挙管理委員会によると、厚木市選挙区で無投票となるのは初めて。県内では厚木市や伊勢原市などをはじめ11選挙区(19人)で無投票が確定した。

 現職3氏は同日午前に立候補の届出を済ませ、「1日だけの選挙戦」を行った。午後5時、無投票が確定すると市選管は各陣営の選挙事務所に電話連絡。選挙活動を止めるように伝えた。

 妻田西の山口氏の事務所。午後5時20分ごろに本人が姿を現すと集まった支援者ら一人ひとりと握手した。

 山口氏は「交通ネットワークが完成しつつある中で都市基盤整備をしながら、産業集積もしっかりと努める。待機児童ゼロ、保育士定着率増への取り組み、高齢者支援も行いたい」と2期目の意気込みを話した。

 堀江氏が妻田東の事務所に到着したのは5時15分頃。支援者から大きな拍手で迎えられた。

 堀江氏は「予想外の選挙だったが、市議とも連携しながら、景気対策、雇用対策、経済成長の実現を次の4年間でやっていきたい。観光の拠点づくりは広域行政で取り組んでいく」と抱負を語った。

 佐藤氏は支援者や学生スタッフらと一緒に寿町の事務所で選管からの電話連絡を受けた。無投票が確定すると大きな拍手が沸いた。

 佐藤氏は「これからの4年間は社会保障。厚木の中にある県政課題を中心に、医療、福祉、森の里地区の区画整理・企業誘致などに取り組んでいきたい」と意気込みを話した。

 当選証書の授与式は、4月15日に厚木市役所で行われる予定。

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