月見だんごをパクリ。笑顔がこぼれる荻野小学校の給食時間＝９月20日
食から”ふるさと愛”を育てよう―。厚木市は９月20日と21日、市内23の小学校で郷土料理の月見汁を取り入れた給食を提供した。
荻野小学校では年に２度あるお楽しみ給食として実施。校内放送から流れる献立の説明に耳を傾けながら児童は、月見汁のお椀に、うさぎ型の”あたり”のニンジンや、満月に見立てて丸く切ったサトイモを探しながら箸を進めた。１年１組の白坂煌希（こうき）くんは「十五夜のおだんごがおいしい」と笑顔をみせた。
ご当地給食いろいろ
県内各地で提供される特色ある給食の一例として、ＪＡＸＡ（宇宙航空研究開発機構）がある相模原市の、宇宙を連想させる「はやぶさ給食」＝写真上＝や、相模湾に面した小田原市の、アジやかまぼこを取り入れた「小田原献立」＝同下＝などがある。
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