神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

三思会東名厚木病院 県がん診療連携指定病院に 県央地区で初の指定

社会

公開:2020年4月3日

  • X
  • LINE
  • hatena
東名厚木病院(上)と山下巌院長
東名厚木病院(上)と山下巌院長

 厚木市船子の社会医療法人社団三思会(野村直樹理事長)東名厚木病院が3月27日、神奈川県から「神奈川県がん診療連携指定病院」に指定された。県央地区(厚木市・愛川町・清川村を含む5市1町1村)では初めての指定となり、県内の指定病院は12病院となる。同院の山下巌院長に指定までの経緯と、これからの思いなどについて話を聞いた。

 神奈川県がん診療連携指定病院とは、厚生労働省が定める全国で質の高いがん治療を提供する「地域がん診療連携拠点病院」と同等の機能を有するものとして、神奈川県が独自に指定している病院。5大がん(肺・大腸・肝臓・胃・乳)を中心としたがん治療(手術・放射線治療・化学療法)をはじめ、緩和ケア、地域連携などの視点から実績などで評価されるという。東名厚木病院の指定により、県全体の指定病院は4月1日現在で12病院(全体の4%以下)となった。

 東名厚木病院は1981年に開院。急性期病院として地域医療を支えつつ、2011年に厚労省から地域医療支援病院に認定された。2017年には放射線治療室(リニアック)を完備し、内視鏡センターや緩和ケア病棟の開設、がん相談専門ダイヤルの設置など、包括的ながん治療を提供するために体制を整えてきた。また法人としても市内を中心に医療・保健・福祉施設など18事業所を手掛け、予防から急性期、リハビリ、在宅までをトータルに支える。

地域医療を推進

 今回の指定を受け、27日には県庁で授与式が行われた。山下院長は「院内での発案から取得まで6年。医師だけでなく、コメディカルスタッフみんなの力で指定を受けられた。診療から治療、緩和まで、医療の質を確保し、今後はがんゲノム医療にも力を入れたい」と喜び気を引き締めた。

 山下院長は厚木病院協会の会長でもあり、地域医療構想の推進にも力を入れている。「地域でがん治療を完結できることで、患者さんの負担も減ります。地域医療を守るため、地元の開業医の方々と連携し、すべての人に適切な治療ができる環境を作っていきたい」と話した。

愛甲石田駅近く家族葬専用式場「ゆかりえ」

家族葬から樹木葬。友引の日に無料相談会を開催しています。

https://www.fujimishikiten.co.jp/hall/yukarieaikouishida/

愛甲石田駅近く家族葬専用式場「ゆかりえ」

家族葬から樹木葬。友引の日に無料相談会を開催しています。

https://www.fujimishikiten.co.jp/hall/yukarieaikouishida/

<PR>

厚木・愛川・清川版のトップニュース最新6

健康増進に民間の力

清川村

健康増進に民間の力

地域活性化企業人受入れ

4月19日

公共施設2カ所を木質化

厚木市

公共施設2カ所を木質化

間伐材利用の促進を図る

4月19日

新たな歴史をスタート

厚木王子高等学校

新たな歴史をスタート

校章も発表

4月12日

市の支援で運行移管

コミュニティバス「森の里ぐるっと」

市の支援で運行移管

新車両も導入

4月12日

3D都市モデル公開

厚木市

3D都市モデル公開

ハザード情報などを共有

4月5日

指定管理に地元協同組合

清川村

指定管理に地元協同組合

宮ヶ瀬地区公共施設

4月5日

あなたの街の植木屋さん ハロー・ガーデン

土日祝OK!見積り・出張費0円!1本からでも対応します!

樹木葬と家族葬の「ゆかりえ」

小田急線「愛甲石田駅」徒歩すぐ。友引の日は無料相談会開催中。

https://www.fujimishikiten.co.jp/

<PR>

あっとほーむデスク

  • 4月19日0:00更新

  • 3月22日0:00更新

  • 3月15日0:00更新

厚木・愛川・清川版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

厚木・愛川・清川版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月20日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook