♯みゅーじっくコラム♭ 音楽の森 ピアニスト 倉本 卓(厚木市長谷在住)
プロコフィエフは帝政ロシア末期のウクライナ生まれ、ロシアで活躍した作曲家、ピアニストです。第2次大戦中の作曲が由来で、ピアノソナタ第6〜8番は、「戦争ソナタ」とも呼ばれています。爆撃を思わせる激しい和音の連続と悲しみを感じさせるような音楽です。
本当のところ、作曲者自身の思いは分かりません。しかしながら、亡命の後にロシアへ戻った彼が、戦争で深刻化していく社会の狭間で音楽家として生きていくことは大変な苦労があり、とても複雑な心情だったに違いありません。彼は「戦争と平和」というオペラも書いています。それから半世紀以上経って、自国ロシアが戦争を引き起こし、世界の平和と安全の秩序を乱すことになるとは...。
ボスニア紛争時、多くの難民がウィーンにも押し寄せ、当時通っていた学校の友人も避難民でした。祖国の現状を話す時の彼らの澄んだ青い目の奥からは、絶望や苦しみ、深い悲しみを感じ取りました。
今日もミサイルから逃れ避難している人々の映像に心が痛みます。
人々を悲しませるだけの戦争は、終わりにしてください。
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4月19日