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厚木・愛川・清川 社会

公開日:2023.05.19

こども食堂フェス初開催
市内5団体で活動周知

  • 揚げたてパンを渡しながら親子と交流する荻野委員長(左)ら

    揚げたてパンを渡しながら親子と交流する荻野委員長(左)ら

 市内の子ども食堂が協力し、地域に活動への理解を深めてもらおうと、5月13日に「あつぎ子ども食堂フェスタ」を初開催した。主催は同実行委員会(荻野時夫委員長)。活動周知や、子ども食堂同士のつながりが深まることで、子ども達への食事提供の場としてだけでなく、地域コミュニティとしての可能性を広げる機会になればと期待を寄せる。

 「パン好き」と笑う4歳の男児をにこにこと見守るスタッフ。「みんなで食べるともっとおいしくなるね」と荻野委員長は目を細めた。イベントではオギノパン厚木店の敷地を会場に、五目ご飯や地場野菜の配布のほか、お菓子のつかみ取りなどのブースを多数用意。60組の予約枠は申し込み開始から10分足らずで埋まってしまったという。男児の母親は「イベントで子ども食堂のイメージが変わった。地域の新しいつながりの場としての発展がこれから楽しみ」と話す。

 子ども食堂とは無料や低価格で子どもたちに食事を提供する地域支援事業。近年では家事時間のない家族や孤食の高齢者など幅広い層の支援の場にもなっており、地域住民のコミュニケーションの場にもなっている。

 活動の多くは住民主体のボランティア。厚木市には複数の子ども食堂があるが、コロナ禍で食事支援のニーズが高まった一方、運営難で閉鎖した団体も。また「子育て支援」のイメージが強く、ほかの地域コミュニティとの協力関係を作る後押しを欲していたという。

 イベントのきっかけは荻野委員長の提案だ。オギノパンでは厚木市の給食パンを手掛けていた縁で、以前から地域への恩返しにと子ども食堂を支援。団体同士の横のつながりが少なかったことから、団体の連携づくりと活動周知を同時に行えればと考えた。

 当初は20年春の開催予定だったがコロナ禍で延期となり、念願叶っての実施となった。今後も定期開催を企画。同委員会は「連携して、より良い活動に」と話した。

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