厚木・愛川・清川 社会
公開日:2026.01.30
地域を守る情熱の系譜
愛川消防団の沿革
愛川町消防団は、1956年に愛川町と中津村が編入合併したことを機に、中津村消防団とともに15分団からなる組織としてスタートを切った。
発足当時は団長以下575人の団員が在籍し、消防ポンプ自動車3台のほか、三輪ポンプ自動車2台、手引動力ポンプ自動車7台、可搬動力ポンプ9台をといった当時の機材を最大限に活用しながら、町民の生活を守るため日夜の備えに心血を注いできたという。
団員たちは有事に備え、消火活動や防火活動に向けた訓練を日々重ねてきた。その高い練度により、58年の消防操法大会初出場以来、75年の第25回大会ではついに最優秀賞を受賞。その後も現在に至るまで毎年出場を続け、数多くの受賞を果たすなど、その確かな技術は愛川町の誇りとなっている。
また、時代の変化に伴う多様なニーズに柔軟に対応しているのが同消防団の特徴でもある。2018年には、自らが就業する地域を守るべく内陸工業団地などに「機能別消防団」を発足。さらに24年には、有事の際に外国籍住民の安心を支えるため、多言語対応が可能な「多言語機能別消防団」を立ち上げている。7人の団員は6カ国語に対応が可能で、災害発生時、さまざまな場面での活躍が期待される。
現在は全199人の団員が、それぞれの本業を持ちながら、家族の理解のもとで活動している。伝統の技術と最新の多様性を併せ持つ消防団は、これからも町民の命と平穏な暮らしを支え続けていく。
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