神奈川県立伊勢原高等学校同窓会(田中昇会長)が、2018年に創立90周年を迎える同校に、記念として校歌板を寄贈した。1月10日には同校体育館で贈呈式が行われ、全校生徒で校歌を斉唱した。
伊勢原高等学校は、1928年に市内伊勢原の大福寺で私立伊勢原実科女学校として開校した。2年後に現在の場所へ移転。1949年には県に移管され、神奈川県立伊勢原高等学校となった。校訓は自立・友愛。
同校では、創立90周年に向けた取り組みのひとつとして、昨年度の新入生から制服を一新。大山や桔梗、あやめの色を取り入れるなど伊勢原らしいデザインで、「これからの伊勢原高校」をアピールした。
体育館に校歌板がない同校では、これまで校歌を斉唱する際1番のみを歌ってきたという。そこで、同窓会では設置を検討。90周年記念事業として学校と連携しながら企画を進めた。新しい校歌板は、体育館のステージ横に設置。遠くからも文字が見やすい黒板のようなデザインを採用した。
1月10日には贈呈式が行われ、全校生徒が出席。設置を記念して校歌を3番まで斉唱した。田中会長は、「90周年に向けてさらに盛り上がるよう、同窓会として力を尽くしたい」と話し、生徒たちからは感謝の言葉が贈られた。
市川範朗校長は「校歌板の設置はひとつの節目として良い記念になりました。これからも活躍する卒業生たちを育てていきたい」と話した。同校では2018年11月に90周年記念式典も予定。今後も準備を進めていく。
|
<PR>
伊勢原版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|