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公開日:2024.08.02

阿夫利神社
夏山シーズン到来
お花講が登拝門を解錠

  • 登拝門の鍵を開けるお花講

    登拝門の鍵を開けるお花講

  • 神楽舞が奉奏された

    神楽舞が奉奏された

 本格的な夏山シーズンが到来―。大山山頂へ続く登拝門の鍵を開け、夏山登山の開始を告げる伝統行事「夏山開き」が7月27日、大山阿夫利神社(目黒仁宮司)で執り行われた。

 かつて大山の登拝門は、夏山期間である7月27日から8月17日以外は固く閉ざされていた。7月27日から31日を初山、8月1日から7日を七日堂、8日から12日を間の山、13日から17日を盆山と呼び、この期間以外は山頂への登拝は禁止され、女人禁制でもあったという。その後、1965(昭和40)年に大山が国定公園に指定されたことで、年間を通して登山ができるようになった。

 登拝門の鍵は、江戸元禄年間から東京日本橋の「お花講」が保管、現在もその関係者が門を解錠する儀式を続けており、当日は54人が参加した。

 関係者らは神社の神職によるお祓いを受けた後、門の鍵を開け、真夏の炎天下の中、「さんげ、さんげ、六根清浄」と唱えながら石段を一歩一歩登っていった。

 1997年からお花講の講元を務める大野泰昭さん(72)はこれまでに50回ほどの夏山開きに参加してきた。大野さんは「笑顔と元気を大事にしたい。大山の講も高齢化してきているがこの伝統を絶やさないよう、次の世代をしっかり育てていきたい」と語った

 同社では今夏の安全を祈願する夏季大祭が厳かに執り行われた。また、明治時代に奈良の春日大社から伝承を受け、地域の子どもたちに伝承されている神楽舞二曲が奉奏された。

 目黒宮司はお花講の参加者に感謝の言葉を述べ「300年来の大山詣りの伝統継承に今後もお力添えをいただきたい」話した。

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