神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
伊勢原版 公開:2025年1月24日 エリアトップへ

大山小 大山菜育て漬物作り 4年児童たちが発案

教育

公開:2025年1月24日

  • X
  • LINE
  • hatena
慎重に漬けダルに敷き詰められた
慎重に漬けダルに敷き詰められた

 大山小学校(海野真一郎校長)4年生の児童6人が、総合学習の一環として大山山麓一帯で江戸時代から栽培されるブランド野菜の大山菜を育て1月10日、漬物作りを行った。

 大山菜は「おおっ葉」「子易菜」などと呼ばれるカラシナの仲間で寒さが増すにつれて辛みが出てくるのが特徴。地域の大山菜栽培組合を中心に作られているが、生産者は減少しているという。漬物加工されJA直売所や土産物店などで販売され、地域名産の漬物として先導師旅館などでも振る舞われてきた。

 大山菜の栽培は児童自らが授業内で「育ててみたい」という声を上げたことがきっかけ。地域学校協働活動推進員の石川高夫さんのコーディネートで地元農家の川村信世さんやJA湘南職員の笠原瑛佑さんらの協力が得られ、本格的にスタートした。

 畑作りから始まり、昨年9月に植え付けをし、世話をしながら年明けの1月8日に収穫を行った。大山菜は2日間ほど日陰に置いて、10日に漬物作りを行った。

 作業は大山菜の水洗いから始まったが、あまりの水の冷たさに悲鳴があがるほどだった。水洗い後はビニール袋に入れて塩もみ作業を片面20分ずつ実施。塩もみが終わると茎をもって束にして、塩を振りながら漬けダルに丁寧に敷き詰め、重石を乗せて作業は終了、27kgの大山菜が漬け込まれた。3日間ほど寝かせた後、児童に配られた。

 参加した児童らは口を揃えて「水洗いの作業が大変だった」と語るも「塩もみの作業は楽しかった」「食べる時が楽しみ」などの感想が聞かれた。担任の相原佑喜教諭は「君たちの思いが大人たちを動かし、貴重な体験になったと思う。感謝の気持ちを忘れないでほしい。今日の感想が大山菜作りに関わった人たちの力になると思う」と述べた。

 海野校長は「子どもたちの発案で始まった大山菜作りはとても素敵なこと。地元の特産に興味をもってもらえたのもうれしい」と感想を述べた。

収穫作業の様子
収穫作業の様子

樹木葬と家族葬の「ゆかりえ」

小田急線「愛甲石田駅」徒歩すぐ。友引の日は無料相談会開催中。

https://www.fujimishikiten.co.jp/

<PR>

伊勢原版のトップニュース最新6

外国人向けに防災グッズ

フジケース

外国人向けに防災グッズ

なでしこブランドに認定

2月14日

華麗な大輪夜空に舞う

いせはら芸術花火

華麗な大輪夜空に舞う

5月17日に開催

2月14日

広報いせはらが最優秀賞

広報いせはらが最優秀賞

県コンクール市部門で初

2月7日

結成50年を祝う

市ママさんバレーボール連盟

結成50年を祝う

式典に歴代会長らが出席

2月7日

災害時の連携強化へ

市総合防災訓練

災害時の連携強化へ

首都直下地震発生を想定

1月31日

消防指令拠点の運用開始

秦野市×伊勢原市

消防指令拠点の運用開始

両市長ら出席し、開所祝う

1月31日

あっとほーむデスク

  • あっとほーむデスク

    2月14日0:00更新

  • 1月10日0:00更新

  • 1月1日0:00更新

伊勢原版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2025年2月15日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

X

Facebook