ふるさとの芸術家作品を展示 郷土資料館春の企画展
県立あいかわ公園内の愛川町郷土資料館で4月20日から春季展示会が始まる。この展示会は毎年たくさんの人出でにぎわう「あいかわ公園つつじまつり」に合わせて企画されたもの。今回は、ふるさと愛川出身の遺作紹介を目的に「中村博直氏制作彫刻作品原型石膏像展」(企画展示室)、愛川町で観察することができる「昆虫写真展」(エントランスホール)。
中村博直氏は大正5年、愛川町半原生まれ。関東大震災で父母を失い、その後、天涯孤独の身となるが、苦労しながら彫刻を学び、その地位を確立した人物で、日展評議員も務めている。
郷土資料館学芸員の山口研一さんは、「展示を通してわたしたちの郷土には、地道な努力を積み重ねながら、決してあきらめない芸術家がいたことを知っていただきたく思います」と話している。今回は15点が展示される予定。
愛川町の昆虫写真展は、蝶や甲虫など15点を展示予定。撮影はいずれも町内在住の浅沼吉雄氏。キアゲハ(尾山)、ハンミョウ(八菅山)、ミヤマカワトンボ(塩川滝)、モートンイトトンボ(尾山)など町内で観察された昆虫の一瞬がおさめられている。
会期は5月6日まで。開館時間は午前9時から午後5時で、入館は無料。会期中の休館は4月22日。問い合わせは町郷土資料館【電話】046・280・1050へ。
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