愛川にも揚がれせんみ凧 半原公民館で制作教室
厚木市、伊勢原市など県央地域で古くから伝わる「せんみ凧」の制作教室が11月9日、愛川町の半原公民館で開かれた。子どもたちに伝統工芸の大切さを知ってもらおうと、愛川町で初めて企画されたもの。講師は、厚木市の玉川せんみ凧保存会(前場政行会長)が務めた。
当日は町内の学校行事と重なり、期待していた子どもたちの参加は少なかったが、およそ10名が集まった。
作業は10月に切ったばかりという真竹を組み立てる工程からスタート。縦約30cm、横約60cmの骨組みが完成すると、和紙を貼って本体が完成。慎重に手を進めていた男性は「作業自体は難しくないけど、細かいから大変」と話していた。
せんみ凧とは、蝉が空を飛ぶ形を創作したもの。赤や黄色、紫といった鮮やかな色彩が特徴。伊勢原市が発祥とされている。
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