シリーズ 地域で輝くひと【8】 ボランティアを当たり前に 日本発条(株)労働組合厚木支部長 佐藤哲也さん
ボランティアとひと口に言ってもその内容は様々です。町内でも身近な地域や学校、施設などでたくさんの方々が自分の関心のあるテーマや得意な分野で活動をしています。
活動は「できる時に・できる人が・できる範囲で」が基本。人と人との関わりの上に成り立つものであることから、地域の人々との輪も広がります。このコーナーでは、毎回、地域で汗をかくボランティアの横顔を紹介しています。
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自動車部品など精密機器を作る日本発条(株)労働組合厚木支部が愛川町に誕生したのは昭和45年。この年から、地域福祉への支援活動を行っているそうです。約400人の組合員一人ひとりが少しずつ寄付金を出し合い、毎年夏と冬に町社協への寄付を行っているほか、ふれあい広場では豪華な景品を用意してくじ引きの模擬店を開き、迫力ある和太鼓も披露してイベントを盛り上げます。「一人ひとりの力は小さくても、力を合わせて少しでも困っている人のためになれば」と話す佐藤支部長。先代はもちろん、ずっと継続してきたボランティア活動は「もう皆にとって当たり前のことになっていますよ」と満面の笑み。
中津にお住まいで、夫人と3人の娘さんの賑やかなご家族。長女さんは介護士、次女さんは歯科助手、三女さんは看護師を目指して勉強中と、皆さんが誰かのためになる仕事を選んだのは、地域のために尽くす佐藤さんの姿を見て育ったからかも知れません。「地域のために、これからも」。まっすぐな瞳から郷土愛が伝わります。
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