環境省のレッドデータブックで絶滅の恐れが指摘されているカワラノギクの鑑賞会が11月1日、田代運動公園下の中津川河川敷で開催された。
カワラノギクは全国でも限られた河川敷にのみ生息しているキク科の多年草。愛川町では古くから河原に咲く花として親しまれてきた。一時は他の草木に押されて生息数が減少したが、2005年に設立したNPO法人「愛・ふるさと」が保護活動を続け、生息数を増やしてきた。
今回の鑑賞会も同法人が主催したもので、この日は約150人が参加。コーラスやオカリナ演奏なども行われ、来場者を楽しませた。同法人では「10年間活動を継続してきた満足感とともに、多くの皆さんにお越しいただき嬉しく思います」と話した。
この保護活動は年々協力者が増えており、愛川町に本店を置く相愛信用組合では全役職員が雑草取りや清掃活動に協力し、今年で2年目になる。同組合では「保護活動にご協力することで、地域のお役にたてれば」と話す。
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