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愛川・清川版 公開:2018年9月7日 エリアトップへ

ZOOM UP 「まず一歩踏み出して」働き方は選べる 厚木市南毛利地域包括支援センター勤務看護師・保健師 鈴木瑞穂さん

公開:2018年9月7日

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「ライフステージに合わせて、働き方は選べる」。凛々しい表情の鈴木さん(左)と「仕事の経験を繋いでほしい」と伊藤玲子看護部長。
「ライフステージに合わせて、働き方は選べる」。凛々しい表情の鈴木さん(左)と「仕事の経験を繋いでほしい」と伊藤玲子看護部長。

 ▽時代のキーワードともいえる「働き方の多様性」。さまざまな業種で多くの試みがなされている。看護職の合同就職相談会を前に、保健師として厚木市南毛利地域包括支援センターで奮闘する鈴木さん(36)に話を聞いた。

 ▽鈴木さんは子育て・家庭・仕事を両立させるママさん看護師。「地域の看護師」として改めてやりがいを見出すとともに、「看護師としての資格を活かし、自分に今できることをしっかりやっていきたい。生涯一看護師です」と語る。

 ▽資格取得後、大学病院の看護師として勤務。結婚、出産を機に仕事場を離れた。復職を考え始めたのは子どもが2歳になったとき。しかし子育てしながらの就職活動はちょっと大変だった。そんな折、看護職の合同就職相談会の開催を知った。「会場にはコーディネーターの方がいて、自分の希望の働き方に合った病院をいくつか紹介してくれたんです」。一人で求職活動をするより、ぐっと敷居が下がった。「一歩踏み出すことは大切ですね」。

 ▽託児所のある病院に絞って面接・見学。東名厚木病院に入職を決めた。まずは時短勤務で病棟勤務。そしてICUへ異動し、かねてよりめざしていた「地域の看護師」として4月に地域包括支援センターへ異動した。復職から3年――、悩み、奮闘しながらも着々とキャリアを積んでいる。

 ▽「今は多くの病院が子育て支援の体制を整えています。子育て世代の人たちにぜひ復職してもらい、仕事の経験をつないでほしい」と看護部長の伊藤さん。

 ※次回の「看護職合同就職相談会」は9月16日(日)。主催は厚木地区看護部長会。会場はアミューあつぎ6階(あつぎ市民交流プラザ)。厚木地区13の病院と厚木看護専門学校、看護学部を持つ神奈川工科大学、松蔭大学がブースを開く。10時〜15時まで。入場無料。子連れ来場可。詳細は【電話】046・284・2121へ。
 

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