水難事故発生時の対応確認 愛川町が相模原消防と合同訓練
夏を前に相模川での水難事故に備えるため4月28日、愛川町消防署と相模原市消防局による初めての合同水難救助訓練が行われた。訓練場所の相模川高田橋付近は相模原市と隣接し、これまでにも死亡事故などが発生していることから実災害時の連携強化と迅速な救助活動の展開を目的に実施されたもの。当日は、愛川町消防署から3隊16名、相模原市消防局から3隊13名が参加した。
ブラインド型訓練
今回の訓練は、事前に隊員たちに内容を周知しないブラインド型と呼ばれる方法で初めて行われた。
隊員たちは、事故発生後、合同指揮本部を設置し情報共有を図り、その後救命ボートで出動。「仲間数名と河川敷でバーベキューをしていて遊泳を始め、河川中間付近で行楽客1名が溺れた」という想定の中、水中探索機や潜水による救助活動を行った。
訓練を終え、愛川町消防署の石川省吾救助隊長は「実現場を想定した訓練により、相互の連携や活動の確認、また情報共有などを更に強化することができた。両市町の隊員にとって今後の大きな自信になったと思う」と話した。
愛川町消防署では、平成23年中に水難事故による出動が7件発生、その内相模川での水難事故の救助が1件あった。
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