まず郷土史を知る 愛川でまちづくり講演会
先進事例を紹介しながらまちづくりについて考える講演会が3月25日、役場庁舎分館で開かれた。この日のテーマは「地域資源を活かしたまちづくり」で、講師は地域創造プロデューサーの二瓶長記氏が務めた。二瓶氏は、長年に渡り全国各地でまちおこしの依頼を受けた活動をしているほか、あいかわ町民活動応援事業の審査員も務めている。当日は、町役場職員のほか、各種町民団体の関係者らおよそ50人が参加した。
講演の冒頭は、「全国で訪れてみたい地域はどこか」というクイズからスタート。専門機関によるアンケートでは上位10番目までに北海道が選ばれていることなどを説明。そこから自然・歴史・文化・食など共通する魅力を拾った。その上で、古くから伝わる農村芸能である人形浄瑠璃を発展させた熊本の清和文楽邑や伝統を見直し、次世代に語り継ぐことから始まった千葉県勝浦のビッグひなまつりなどを挙げ郷土史をひも解き、理解することの大切さを紹介した。講演の最後は愛川町への提言。二瓶氏は「郷土の歴史や魅力を知る語り部の育成や観光大使の創設、町の中でホットできる空間を提供したり案内役にもなるまちの駅ネットワークの構築などが面白いのでは」と述べた。
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