生活支援ロボの普及に一歩 県内3カ所に体験施設オープン
ロボットのある暮らしを身近に感じてもらおうと、厚木市妻田西にある住宅展示場内に5月25日、「ロボットハウス厚木」がオープンした。
ロボットハウスは、生活支援ロボットの実用化や普及を通じた地域の安全・安心の実現をめざす神奈川県が企画。大和ハウス工業のモデルハウス内に、食事や読書支援、床下点検、コミュニケーションロボットなどが常設展示され、誰でも無料で体験することができるようになっている。
オープン式典に出席した黒岩祐治神奈川県知事は「これから迎える超高齢社会に対応していくため、生活にロボットを取り入れることは非常に有意義である。この神奈川県から世界へ発信していきたい」とあいさつ。その後ハウス内で実際に生活支援ロボットを体験した。
さがみ縦貫道路周辺の10市2町(愛川町、相模原市、平塚市、藤沢市、茅ヶ崎市、厚木市、大和市、伊勢原市、海老名市、座間市、綾瀬市、寒川町)は昨年2月、国が「さがみロボット産業特区」に指定。県はロボットの実証実験や実用化に向けた支援をしている。
県内ではこのほか、相模原市中央区の積水ハウスモデルハウスで「ロボットハウス相模原」が、横浜市緑区の住宅分譲地で「ロボットタウン長津田サテライト」が同日にオープンした。
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