今年の龍もスゴイぞ 祭りに向け準備万端
8月9日に開かれる清川村の「青龍祭」。主役は何と言っても全長20mにも及ぶ巨大な雄龍と雌龍だ。毎年、制作には地元の青龍保存会と煤ヶ谷婦人会が指導役となり、学校が夏休みに入った頃から急ピッチで作業が進められる。
青龍保存会の石川政男さんによると、毎年同じではなく、材料の茅や竹の状態を見ながら胴体の骨組みを最も良いバランスに変えているという。7月26日の作業は、竹の胴体を覆うこも編みづくり。大きな龍だけに編む量も並みではない。この日はおよそ60人がかりで3時間、手を進めた。
龍は、祭り当日に緑小学校で入魂式を終えると、子どもたちの手によって村内をパレードし、本会場の運動公園へと進み、クライマックスでは住民の願いを込めた祈願札とともに点火される祭りの象徴。口の空き方や胴体の水平性などこだわりも半端ではない。会場では保存会の会員らから「しっかり、きつく編み上げるように」などと細かい指示が飛んでいた。作業を見ていた石川さんは「今年もいい仕上がりになりそうだ」と満足げだった。
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