土足入館を試行 中津公民館で10月から
愛川町の中津公民館(レディースプラザ)で10月1日から2階多目的室・クッキングルーム、3階プレイルームをのぞく場所での土足入館の試行が始まる。同館によると、土足入館の課題点検や検証が目的で、期間等は未定だという。
土足入館については、東日本大震災以後から利用者の間で要望があがるようになった。これを受け、町は2011年8月に利用団体の意向を調査するためアンケートを実施し、96団体から回答を得た。結果は、利便性の向上や災害時の避難行動の迅速化などを理由とする賛成が半数。一方、衛生面の悪化や床の劣化、雨天時の転倒危険性などを理由に反対が3割で、残りの2割はどちらでもよいという回答だった。2012年の町議会第3回定例会でこの問題について小林敬子議員が一般質問で取り上げた際には、町は建物の使用材や施工方法などの調査を行った上で、上履き利用を前提として建設していることや土足利用に適していない設備があることから衛生・安全面などを考慮して当面の間、現状通りと結論づけていた。しかし、その後もバリアフリーの観点や防災上の理由で実施を望む声があり、今回の試行に至った。
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