シリーズ 地域で輝くひと【10】 生きがい 男のボランティア 「あシボ」代表 三澤保彦さん
ボランティアとひと口に言ってもその内容は様々です。町内でも身近な地域や学校、施設などでたくさんの方々が自分の関心のあるテーマや得意な分野で活動をしています。
活動は「できる時に・できる人が・できる範囲で」が基本。人と人との関わりの上に成り立つものであることから、地域の人々との輪も広がります。このコーナーでは、毎回、地域で汗をかくボランティアの横顔を紹介しています。
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町社協主催の「定年後の新しい自分探し講座」受講者を中心に結成された「あシボ(愛川シニアボランティアグループ)」は、高齢者宅や障がい者宅の草取りや植栽、家具家電の移動・修理など、28人のメンバーが現役時代に培った知識や技術を活かし、男性のみのボランティアグループとして活動しています。車イスの点検整備も活動の柱として取り組み、東日本大震災で使えなくなった車イスの整備を石巻市で実施。3年間で約350台の車イスを修理しました。
あシボの代表を務める三澤保彦さんは、結成当初のメンバーの一人。現役時代は機械エンジニアとして多忙な日々で「町の人は、隣に住んでいる人くらいしか知らなかった」そうです。
活動は今年の1月で10周年を迎えましたが、「メンバーの技術と気持ちがうまくかみ合って、とても良い雰囲気」と笑顔。現役時代に社長でも、あシボでは皆が平等で、それぞれの得意分野で腕を振るいます。「頑張る姿がお互いに良い刺激になって、とても心地いい。生きがいになっていますね」と満面の笑み。
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