地方創生の一環として地域活性化に取り組む清川村では、今年度に特産品開発施設やカフェ・レストラン、地域医療施設が一体化した「ローカルイノベーション拠点施設整備事業」を進めている。
これに伴い、特産品研究の分野で官学連携を図るため、「清川村×相模女子大特産品開発プロジェクト」を企画。6月26日に相模女子大学で第1回目の学生向け説明会を実施した。
この日は、村職員や村内で活動する地域おこし協力隊の稲葉智美さんが学生に清川村の観光や現在の特産品、地方創生の取り組み、新たに整備する拠点のコンセプトなどを紹介した。
さらに、村と同大学の連携として、「特産品の6次産業化」「レストランメニューの考案」「商品パッケージのデザイン」など、予定している内容を詳しく説明した。
村政策推進課によると、今後は同大学との包括協定を締結する予定で、村内のイベントに参加してもらうことで学生に村を知ってもらう活動などを経て、徐々に連携を強化していきたい考えだ。同課では「特産品を今以上に活用するために、調理や食品の知識が豊富な若い女性の目線が重要だと感じています。また、SNSなどでの情報発信にも期待しています」と話す。7月上旬には第2回目の説明会を行い、栄養や調理、保育など、幅広い学部の学生に協力を呼びかけるという。
新拠点の整備工事は2月末までに行われ、新年度から本格的な運用が予定されている。同課では「拠点の運用開始と同時に同大学と連携して動けるように体制作りを進めたい」と語る。
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