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公開日:2026.07.03
三浦海岸 「泳ぐ」の先へ 多目的ビーチ
三浦市は今夏、昨年に引き続き公設の海水浴場「MIURA FUN BEACH三浦海岸」を開設する。全国的に海水浴客の減少が叫ばれるなか、単なる遊泳場という枠を超え、多様なイベントやバリアフリーへの取り組みを通じて誰もが快適に楽しめる魅力づくりに取り組む。期間は7月18日(土)から8月30日(日)までの44日間。
市の統計データによれば、1999年のピーク時には100万人を超える海水浴客でにぎわった同海岸だが、近年はレジャーの多様化や日焼けの敬遠などにより、2019年には約35万人まで減少。24年には建設費など経費負担の事情により海の家の設置者が営業を断念し、海水浴場の閉鎖に追い込まれた。
こうしたなか、市は夏の観光の目玉でもあるビーチのにぎわいを取り戻そうと、昨年公設運営に切り替えて開設。イベント企画の知見を活かそうと(株)ニッポン放送との連携で企画運営を行い、前年から3割増となる約10万6千人を集めた。今年はこの集客モデルを継続し、誰もが多彩な楽しみ方を見つけられるビーチを目指す。
そのひとつが、障害者対策。神奈川県の補助金を活用し、砂浜でもスムーズに移動できる障害者用車椅子「ウォーターウィール」を導入する。今年度は1台のみだが、ユニバーサルビーチに向けた取り組みの第一歩としていく方針だ。
また、砂に触れることを敬遠する層に向け、民間の協賛によりボードウォークを初めて設置。昨年実施し、周遊促進にもつながった三浦海岸駅周辺から砂浜一帯をミュージアムに見立てるアート展示を継続するなど、快適な滞在空間を創出する。
夕方の活用にも着目し、夏休み公開の映画『ミニオンズ&モンスターズ』とのコラボで、夕暮れ時の砂浜で過去作品の上映会を開催。週末や祝日は午後8時までイベントや飲食販売を行い、夕涼みの場としての利用も促す。
市は「湘南エリアに対し、落ち着いた雰囲気がある三浦はファミリー層に人気がある。海水浴に限らず、さまざまな用途で過ごせるビーチを目指したい」と話している。
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