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横須賀・三浦 文化

公開日:2026.09.18

三浦学苑美術部 竹山さん 描き続けて 掴んだ栄冠 高校生国際美術展 入賞

  • メダルを手に微笑む竹山さんと受賞作品『怠惰な王様』

    メダルを手に微笑む竹山さんと受賞作品『怠惰な王様』

 三浦学苑高校美術部に所属する竹山菜月さん(久里浜出身・2年生)の作品『怠惰な王様』が、第27回「高校生国際美術展」で全国高等学校美術工芸教育研究会賞を受賞した。童話『かえるの王様』をオマージュし、地位や権力がものを言う現代社会を風刺。油彩でF50号の大作を描き上げた。作品は8月5日から13日間、東京都の「国立新美術館」に展示された。

 竹山さんが絵に熱中したのは、小学6年生の頃。けがで習い事のバスケができなくなり、代わりに逸見の画塾に通い始めたことがきっかけだった。模写を通して多様な筆致や色彩の再現を習得し、先生から褒められるたびに描く楽しさを知ったという。

 高校は多角的な視点で美術を深く学べる同校の工業技術科デザインコースに進学。高1からは画塾に加え、予備校にも週6日通うように。部活動で2時間ほど絵を描いた後、予備校でさらに3時間描くハードスケジュールをこなす。この日々の積み重ねが自身初の受賞へとつながった。

 受賞の知らせを聞き、「涙が出るほど嬉しかった」と竹山さん。将来の目標は、画塾の先生になることだ。「辛い時も支えてくれた先生に恩返しがしたい」と語る眼差しには決意が滲んでいた。

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