気持ちを１つに演奏練習に励む部員
市立初声中学校（島田行雄学校長）吹奏楽部は、今月19日（土）によこすか芸術劇場（京急「汐入駅」すぐ）で行われる、「第21回東関東吹奏楽コンクール」中学校の部Ｂ部門へ出場する。
同部は先月12日に横浜市内で行われた県吹奏楽コンクールで金賞と最高賞の「朝日新聞社賞」をダブル受賞し、４年連続で東関東大会への切符を手にした。
近年では東関東のみならず東日本大会へ２年連続出場するなど著しく成長。１９９７〜99年に全日本コンクールで３年連続金賞獲得の快挙を遂げた古豪が再び輝きを放っている。
演奏曲はヤン・ヴァン・デル・ロースト作の「シンフォニエッタ 水都のスケッチ」。複数あった候補のなかから部員自らが選んだ曲だ。途中、テンポや曲調がガラリと変わり技術力が問われる難易度の高い１曲だが、「皆で教え合いながら頑張ってきた」と約30人のメンバーを束ねる部長の青木七美さん（３年）は振り返る。「表現力がまだ足りていない。１つにまとまって県大会よりいい演奏をしたい」と間近に迫ったコンクールに懸ける意気込みを述べた。
東関東コンクール上位６チームは10月に北海道で開かれる「第15回東日本学校吹奏楽大会」に出場できる。
開会式は午前９時50分から開始。入場料は前半・後半の部それぞれ一般１５００円、小中高生１２００円（前半・後半で客席入れ替えあり。初声中学校は前半の部15番目）。チケットは明日12日（土）午前10時からチケットプレイガイドｅ（イー）＋（プラス）ほかで販売される。詳細は東関東吹奏楽連盟【電話】０３・３５４３・２６９１
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