神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
三浦版 公開:2015年11月20日 エリアトップへ

平塚農業高初声分校 学校祭 旬のダイコン、特製みそ汁で 農家後継者が料理提供

教育

公開:2015年11月20日

  • LINE
  • hatena
地元産のダイコンを手にPRする有志メンバー
地元産のダイコンを手にPRする有志メンバー

 農業や園芸などの専門技術を学ぶ「県立平塚農業高校初声分校」(和田3023の1)では、栽培した農作物の販売など日ごろの学習成果の展示発表の場として、毎年学校祭を開いている。52回目を数える今年は「農高祭〜きっと深まる 秋と君と絆〜」と題し、あす11月21日(土)に行われる。

 今回、同祭で初めて取り組まれるのは、農家後継者の生徒による地元産のダイコンを使ったみそ汁(1杯100円/350食)の販売。参加メンバーは2〜3年生8人で、きっかけは同校独自のカリキュラム「ホームプロジェクト学習」とリーダーの高木弘恭さん(3年)は振り返る。これは農業の担い手育成の実践的な学習として2年次から週1回行われているもので、主に自宅の畑で野菜の栽培技術や経営分析を学んでいる。家族が教師で、畑が教室―。実際の生産現場という生きた教材での学びを通して、知識だけでなく農家の後継者(農業経営者)としての心構えが芽生えたという。「三浦野菜の美味しさと農家の思いを、消費者へ直接届けたいと思った」

 持ち寄るダイコンは各々の自宅で採れたもの。ほとんどの生徒が「これまであまり料理をしたことがない」というなか、どうやったら一番おいしく食べてもらえるか放課後に試作を重ね、行き着いたのはシンプルなみそ汁。新鮮な食材を惜しみなくふんだんに使えるのは農家の特権と言わんばかりに鍋いっぱいにダイコンが入った一品になった。生徒らは「ぜひ味わって」と来場を呼び掛けている。

  *  *  *

 会場内では、人気の同校生徒が生産した草花(ガーデンシクラメン・パンジー・ビオラなど)、果樹(温州みかんなど)、野菜(ダイコン・キャベツ・ハクサイなど)の販売会、軽食の模擬店コーナー、書道や絵画作品展示、バンド演奏ほかが企画されている。開催時間は午前10時から午後3時頃(開門9時)。入場自由。

 詳細は同校【電話】046・888・1036

三浦版のローカルニュース最新6

神奈川版が発売

地球の歩き方

神奈川版が発売

全33市町村網羅532ページ

4月25日

御朱印集めて開運祈願

写真で伝えるビキニ事件

写真で伝えるビキニ事件

「市民集会」までパネル展

4月20日

移住・定住促進に連携協定

移住・定住促進に連携協定

三浦市×スルガ銀行

4月17日

三浦海岸「ねもマ」

三浦海岸「ねもマ」

ガラポンで景品ゲット

4月17日

五月人形と吊るし飾り

五月人形と吊るし飾り

三崎昭和館で特別展

4月17日

あっとほーむデスク

  • 4月12日0:00更新

  • 3月29日0:00更新

  • 3月15日0:00更新

三浦版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

三浦版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月25日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook