市立三崎小学校(及川圭介校長)では、今年度からクラブ活動の拡充を図るため「生け花クラブ」を新設し、地域と連携した指導を行っている。
近年、少子化に伴う学校の小規模化や指導教員不足が進み、良好な学習環境の整備が全国の教育現場で問題となっている。及川校長は「クラブ活動の種類や実施回数も制限せざる負えない状況下にある」と言い、「地域の力を借りて子どもたちに学びの場を提供できないか」と白石町で華道教室を開く同校OGの葉山汀(てい)花(か)さんへ生け花クラブの創設と指導を打診。快諾を得て、先月から4人の児童が活動を始めた。
2回目の活動日となった今月6日には、校内で咲いたアジサイなどを使った作品を制作。子どもらは慣れない花器・花材の扱いや、高さ・角度・配色などに頭を悩ませながらも、夢中になって取り組んでいた。
指導する葉山さんは「華道を通して、礼儀や想像力などを身につけてもらえたら」と期待を寄せた。
同校ではほかにもミニバレーボールクラブや卓球クラブも地域協力を得て活動している。
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