記者が見た、聞いた、感じた、を伝える あっとほーむデスク 2月21日0:00更新
話しぶりはとつとつと、自身を飾ることなく打ち明け、別れ際すっきりとした表情で去っていく人たち。「がん哲学外来メディカルカフェ」の様子を取材して、思いを言葉にすることの意義を感じました。
宣告を受けたときの衝撃や先の見えない病との闘い。仄暗い気持ちを抱えていた当時を俯瞰して語るうちに、「がんとの出会い」を通して見つけた、小さな小さな夢を口に出す様子は胸に迫るものがありました。
家族、友人、ご近所ではない第4の存在は「他人」。新しいつながりのあり方かもしれません。