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公開日:2022.09.09

海外町在住飯田姉妹
レスリング全国で栄冠
切磋琢磨で目指す「五輪」

  • 競技の基本となる独特の低い構えを見せる響さん(右)と奏さん

    競技の基本となる独特の低い構えを見せる響さん(右)と奏さん

  • レスリング全国で栄冠 (写真2)

 全国を舞台に闘う姉妹レスラーが海外町にいる。姉の飯田響さん(三崎中2年)は6月に茨城県で行われた「全国中学生レスリング選手権大会」女子58kg級で3位に、妹の奏さん(三崎小6年)は7月に東京都で開かれた「全国少年少女レスリング選手権大会」女子58kg超級で優勝に輝いた。互いに切磋琢磨しながら掴んだ栄冠を報告するため、8月31日には2人揃って吉田英男市長を表敬訪問=写真下。大人たちを前に「目指すは五輪」と姉妹は口を揃えた。



 元世界王者として知られる吉村祥子さんらと女子レスリングの先駆けとして活躍した母・飯田瑞江さんの影響で、響さんは3歳から、奏さんは0歳から競技をスタートした。三崎小学校の体育館で活動する「ヤマガタレスリングクラブ」に所属。親子"3人4脚"で鍛錬を重ね、徐々に頭角を現すようになった。



 より高みを目指して、今年1月からは横須賀市公郷町にある「ネクサス レスリングチームヨコスカ」で週6回のトレーニングを実施。高校・大学で全国7度の優勝、ALSOKレスリング部初期メンバーの実力者である勝目力也さんが指導するスポーツジムだ。徹底的に基礎を叩きこまれるハードな練習にも喰らいつき、今では軽々とバク転をできるまでに身体能力が向上したほか、響さんは強い攻めの姿勢、奏さんは強靭なスタミナで相手を崩すスキルに、ますます磨きがかかった。



 先の大会では、会場を支配する緊張感に不安が頭をよぎり、共に涙を流す場面もあったが、全幅の信頼を寄せる勝目監督から精神面を支えられ、最後は勝利への執念が実を結んだ結果となった。



 「大きな舞台で実力を発揮できた」と労を称え合う姉妹に吉田市長は「三浦で全国レベルの選手は貴重な存在。更なる成長と活躍を期待したい」とエールを送った。



 現在2人は、10月15日(土)・16日(日)に静岡県で開催される「全日本女子オープンレスリング選手権大会」に向け、高身長の選手にも対応できるように頭を下げる癖を直しながら、キレのあるタックルを強化中だ。「勝目監督を五輪に連れていきたい」。今後も野心を胸に立ち向かっていく。

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