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三浦版 公開:2022年11月18日 エリアトップへ

三浦海岸桜まつり 「守りたい春の風物詩」 運営費高騰でクラファン

社会

公開:2022年11月18日

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桜と菜の花が彩る線路沿いの並木道(2020年2月撮影)
桜と菜の花が彩る線路沿いの並木道(2020年2月撮影)

 三浦市を代表する観光行事「三浦海岸桜まつり」の運営が危機に立たされている。ボランティアの高齢化に加え、剪定や植栽、警備に掛かる費用の高騰が主な原因。イベントを主催する三浦海岸まちなみ事業協議会と同まつり運営委員会は、クラウドファンディング「KASSAI」を活用した応援プロジェクトの開始に踏み切った。目標額は100万円で、来年3月17日(金)まで寄付を募っている。

 三浦海岸駅周辺の活性化を目的に1997年、同協議会が設立した。その直後、有志で静岡県河津町に赴き、現地事業者から「まちおこしのためなら」と門外不出だった苗木を分けてもらった。桜まつりは2003年からスタート。駅から小松ヶ池公園まで約1Km間に1千本ほどの河津桜と菜の花が咲き誇り、例年約30万人が来場するまでになった。ただ、それらを管理する労力や費用の捻出に苦慮していた。

 CFの返礼品は、三浦の野菜・魚介セットほか、三浦海岸のゆるキャラ「みうらん」になれる権利などユニークな企画も用意。協議会で会長、運営委で委員長を務める西崎則雄さんは「ここまで大きくなったのは、地元の方の理解と協力のおかげ。次世代に残すためにもご協力をお願いします」と呼び掛けている。

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