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三浦 社会

公開日:2024.02.02

戦争の語り部 髙徳さん
特攻とは何だったのか
三崎小で平和学習

  • 児童に伯父の写真を見せる髙徳さん

    児童に伯父の写真を見せる髙徳さん

 三崎小学校で1月25日、6年生を対象にした平和学習が行われた。講師を務めたのは、戦争の語り部として活動する上宮田在住の髙徳えりこさん。「歴史は今につながっている 少年はなぜ、特攻で死んだの?」と題し、平和の尊さや命の重さを児童に問いかけた。

 子犬を抱いてほほ笑む軍服姿の少年たち――。「実はこの中に伯父がいます。2時間後には空に飛び立ったけれど」。授業は一枚の写真を見せるところから始まった。

 市内の元養護教諭だった髙徳さん。国を憂い、家族を思い、太平洋戦争で命を落とした少年兵の生涯をまとめた本との出合いにより、同じく特攻隊となって17歳の若さで戦死した伯父がいることを知った。戦争で身内を亡くす悲しさを改めて考えさせられたことで、風化しつつある過去の記憶を次世代に伝えようと、2016年から各地で語り部活動を行っている。

 この日は、実話をもとにしたスライド映像で戦渦に巻き込まれた人の様子を伝えた髙徳さん。最後は「今私たちにできることは何か。平和を考えるきっかけになれば」と呼びかけた。児童からは「戦争は残酷だと聞いていたけれど、知らないことも多かった」「家族に話してみようと思った」などの感想があがった。

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