三浦 教育
公開日:2024.02.16
キャベツハンバーグ
給食で学ぶ地産地消
「おかわり」響く教室
三浦産キャベツをふんだんに使ったハンバーグが2月2日と9日、市内小中学校の給食に登場した。児童・生徒に農業に興味を持ってもらい、地産地消を通じた食育につなげようと、おととしに続き3回目。「イシイのミートボール」で知られる石井食品(本社・千葉県)と三浦市農業協同組合、三浦市が連携し、同社が春限定で販売する「神奈川三浦市のキャベツを使ったハンバーグ トマトソース ロールキャベツ風」を2400食ほど提供した。
初日には、同社職員や生産者グループ「高清会」(初声町)のメンバーらが三崎小学校を訪れ、1年生に野菜作りにまつわる授業を実施。「Q.キャベツはなぜ丸い?」「A.花の芽を守っているから」など、クイズ形式で児童が農業を学んだ。その後、学校給食用にアレンジした商品が給食で出された。じっくりと味わっていた女児は「キャベツもハンバーグも好きだからうれしい」と笑みをこぼし、教室内には「おかわり」を連発する声も響いていた。
商品は4月まで、市内のスーパー4店舗ほかで販売中。メーカー希望小売価格260円(税込)。
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