逗子・葉山 トップニュース教育
公開日:2019.08.23
町在住大山さん
「五輪契機に英語話そう」
オリジナル教本 町に寄贈
葉山町在住で英会話教室を主宰する大山ブーンさん(72)が、自らまとめた英会話教本240冊を町に寄贈した。文法がわからなくても覚えやすく、意味が通じるフレーズをまとめたユニークな内容で、大山さんは「五輪に向けて、英語に挑戦する人を応援できれば」と話している。
大山さんは葉山町出身。幼少期にシンガポールで生活し一時帰国した後、ハワイの大学に通った。その後、日本で英会話講師のアルバイトを始め、現在は各地で英語教室を開いている。
教本のタイトルは“おばちゃん英会話”。「英語にためらいや恥ずかしさは禁物で大きな声を出すのが大事。その点、日本の“おばちゃん”たちはとても優秀で、それを見習うためにもタイトルにしました」と笑いながら語る。
伝えること重視
通常のテキストとは異なり、実践に重きをおいた内容。文法の正しさより、シンプルで意味が伝たわる約400のフレーズを収めた。主宰する教室の生徒に訪日外国人に対してどんなことを聞きたいかアンケートを行い、集まった1500フレーズから絞り込んだという。
「富士山を見るなら、一色海岸がいいですよ(Isshiki beach best spot to see Mt.Fuji)」、「あなたの国を応援します(I support your country)」など今すぐ使えるものから、あいさつや自己紹介、道案内、飲食店での注文の仕方、病院での対応まで網羅している。
自費で5千冊製作し、講座を受け持っている県内の病院や看護学校などに配布している。6月には町の公民館教室の講師をボランティアで務めたたことから、今月8日には、町から感謝状が贈られた。
大山さんは「私なりの町への恩返し。これをきっかけに英語に親しむ人が増え、海外からのゲストと気軽にコミュニケーションできる人が増えれば」と笑顔で話していた。
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