逗子・葉山 人物風土記
公開日:2021.11.05
ワイズミュージックコンサートを開催する
町屋 雄三さん
逗子市在勤 42歳
音楽の力で街を元気に
○…「イベント自粛が続いた街に、活気を取り戻したい」。その一心で、感染症対策を徹底した「ウィズコロナ時代」のコンサートを企画。会場設営やアーティストの手配、文化庁による支援事業への申請など準備に奔走してきた。「音楽の力で地域の方を笑顔にできたら」と語る。
○…逗子葉山で唯一のレコードレーベル「株式会社ワイズ音楽出版」の代表取締役であり、現役のギタリスト。音楽との出会いは兄の影響で聴きはじめた長渕剛だったという。好きが高じて弾き語りをするようになり、大学で出会った先輩と結成したフォークデュオでインディーズデビュー。ただ、「自分が前に出るより、支える方が好きだった」と1年で解散。その後はプロのバックギタリストのもとで修行し、様々なミュージシャンのサポートやアレンジャーとして活躍。12年前、結婚を機に逗子に移り住んだ。
○…ミュージシャンとして活動する一方、自分の住む地域のために何かしたいと会社を立ち上げ、音響事業を始めた。地域のイベントを裏から支えるうちに、本格的な設備を求める地域の音楽家たちのニーズに応えてスタジオ事業も開始。今ではアーティストのマネジメントや制作・流通まで一手に行っている。
○…コロナ禍で大きな影響を受けたエンタメ業界。「予定がなくなり、頭が真っ白になった時もあった」と振り返るが、スタジオ設備を生かしたライブ映像配信を実施するなど、困難をバネに走り続けた。今回の企画は、そうした挑戦の成果が詰まっている。「一番大事なのは音楽を作って喜んでもらうことだと再認識した。この先どんな時代になっても、この軸は変わらない」。辿り着いた境地の先へ、これからも進んでいく。
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