表彰台での杉さん（中央、提供写真）
逗子市在住のプロウインドサーファー・杉匠真さんが、９月にデンマークで開かれたユースＷ杯で総合優勝した。２位以下と10ポイント差をつける快勝で、その実力を世界に示した。
大会は９月８日から12日まで行われ、杉さんはＵ20クラスに参戦。プロクラスでも上位に入る実力者が集まり、ハイレベルな戦いが繰り広げられた。
杉さんは「楽しみながら試合に臨むことができた。リラックスすることが何より大事だと学べたのが大きな収穫」と話すように、次々と大技を決め、１回戦、２回戦ともに優勝。自分のペースで試合運びができたという。
風向きに対する苦手意識を持つ選手もいるなか、国内や海外遠征で練習を積んだことで、「どんなコンディションも好きになれている」と語る杉さん。「スポンサーがいることで遠征ができるし、様々な風が吹く日本の環境にも感謝している。これからも、応援よろしくお願いします」と呼び掛け、今後も逗子を拠点にプロとして世界一を目指す意気込みを新たにしていた。
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