情報セキュリティ文化賞 藤沢市・大高さんが受賞
情報セキュリティ分野の進展に大きく貢献した個人に贈られる「情報セキュリティ文化賞」に、藤沢市総務部参事でIT推進課長の大高利夫さんが選ばれた。 情報セキュリティ大学院大学=横浜市=が制定し、今年で12回目となる同表彰。毎年、自治体や企業、団体に所属し情報セキュリティに関して先導的な役割を果たした個人や、同分野で社会的意義の高い貢献をした学識経験者らを対象として審査委員会が受賞者を決定している。今年は5人が選ばれた。自治体からの受賞者は大高さんが2人目で、1人目の受賞者も藤沢市から出ている。
大高さんは災害やIT障害発生時に有効となるIT部門の業務継続計画の分野で2011年に「ICT継続管理規格BS25777」、12年には「ISO27031」認証を国内で初めて取得。内閣官房の「NISC重要インフラ専門調査会」等の委員を歴任したことなどが高く評価された。
「普段の行動が情報セキュリティに繋がるということが、交通ルールのように当たり前にならないと根付いていかない。市職員すべてがその意識を持って取り組むことで、市民に安心してもらえれば」と大高さん。
現在は他自治体の模範として、全国各地で講演やセミナーを行い、藤沢市の事例などを伝えている。
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