藤沢 社会
公開日:2022.06.03
田植え額に汗
石川丸山谷戸
「藤沢三大谷戸」の一つで、県里地里山保全地域に指定されている「石川丸山谷戸」で先月28日、田植えが行われた。棚田を管理する「丸山谷戸援農クラブ」の会員を中心に約60人が参加。初夏の日差しが注ぐ中、農作業に汗を流した。
「どじょうがいたぞ」。メンバーの一人が作業の合間に声を弾ませた。小川にはさまれた谷戸には昔ながらの原風景が広がり、斜面に沿って10数枚の棚田が並ぶ。
田植えは毎年の恒例行事で、同クラブのボランティアが週2日活動し、あぜ道の修復や苗の育成など準備を進めてきた。この日はボーイスカウト藤沢12団の団員がお手伝いで参加。子どもらも泥だらけになりながら、農作業を楽しんだ。
同クラブ代表の樋口弘之さん(78)は「三大谷戸で田植えをしているのはここだけ。住宅地に隣接しながら貴重な里山の景観を残すここを守っていきたい」と話した。
同クラブは谷戸の棚田を復活させようと2005年に設立。大型ごみが不法投棄されるなど荒れ果てていた休耕田を整備し、復元田としてよみがえらせた。
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