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公開日:2026.05.21
本橋さん(今宿西町) 「韓国滞在記」を出版 生活者の視点、克明に
旭区今宿西町在住の本橋良子さん(77)がこのほど、二冊目となる著書「韓国滞在記 1976─1989」を出版した。結婚を機に移り住んだ韓国でのさまざまな出来事を、生活者の視点から克明につづっている。
時系列に詳述
本橋さんは宇都宮の生まれで、12歳の頃に横浜に移り住んだ。駐在員として来日していた夫のミン・チャンギさんと結婚することになり、当時は「近くて遠い国」と言われていたという韓国へ。1976年から約13年間暮らし、89年に横浜に戻ってきた。
同書ではソウルや済州島、釜山などでの生活の様子を時系列に沿って詳述。夫の家族や隣人たちとの関わり、語学学校の友人や日本語を指導した人たちとの交流、韓国各地の様子などが書かれている。
大韓航空機が不時着した事件の際に夫の同僚が直前に席を譲り難を逃れたエピソードや、大統領が暗殺された日に「世間から音が消えている」様子なども記載。後半には、親への感謝の想いがつづられた子どもたちからの手紙や、日記も掲載されており、本橋さんが驚いたという儒教精神の影響や韓国の学校の様子などもうかがい知れる内容になっている。
「差異も魅力」
本橋さんは2016年、テーマ別に同国での暮らしを紹介する「韓国ぐらしは万華鏡」を執筆。また、自身のブログ「心情的東京ソウル横浜ホント物語」でも情報を発信してきた。
今作は時系列に沿って、当時の社会背景や庶民の暮らしを正確に記録することに主眼を置いた。執筆にあたっては、家計簿や日記、本橋さんが日本で暮らす母親に送っていた手紙などをひも解き、当時の物価や日付、人々の反応を振り返りながら完成させた。
同書は(株)三省堂書店、創英社の発行・発売。1980円(税込)。オンラインショップなどで購入できる。「韓国の人も日本人も、庶民のレベルでは変わりがないということを知ってほしいです」と本橋さん。文化の差異はあっても、それは魅力だという。「国籍や人種にこだわらず、隣人との交流を楽しんでもらえれば」と期待を寄せる。また、今後は日韓の文化の懸け橋となった人物たちについて、ブログで発信していく考えだ。
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