江の島の特設会場で空中を舞う大技を見せる中村選手（写真提供）
自転車ＢＭＸのワールドカップ（Ｗ杯）は先月24日、江の島特設会場で予選が行われ、日本人ではパーク男子で２０２２年世界選手権を制覇した中村輪夢選手が４位、女子では茅ヶ崎市出身の内藤寧々選手が７位だった。25日の男女決勝は雨天予報で中止となり、予選の結果で最終順位が確定した。
藤沢・溝垣選手12位
予選には市内在住の溝垣丈司選手（18・湘工大付高）もパーク男子で出場。空中で自転車を横に２回転させながら回る「３６０ダブルテールウィップ」などを成功させ、大会前、目標に掲げた予選突破の12位につけた。「コンディションが良く、地元開催だったこともあって過去最高順位が出せた。見せていない技もあったので決勝がなくて残念」とコメント。昨年の年間ランキングで出場条件を満たし、５月からはパリ五輪の出場枠がかかる予選に挑む。世界を相手に戦えることは証明した。「全力でやるしかない。最高にかっこいい技で会場を沸かしたい」と意気込んだ。
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