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藤沢 人物風土記

公開日:2026.03.27

市民団体「湘南SHOW点」の代表を務める
清水 友美さん
辻堂神台在住

  • 清水 友美さん (写真1)

音楽で叶える「平和と共生」

 ○…障害の有無や世代の壁、性の多様性など、それら全てを表現という魔法で溶かし、一つのパフォーマンスを作り上げていく。自身が手がけたオリジナル曲『やればできる!共生きソング』のプロモーションビデオが先ごろ完成した。「誰もが楽しめる場を」という願いを込め、画面越しから弾ける笑顔と力強い歌声を発信。上映会では全盲や知的、発達障害のある人などと共にライブも敢行し、盛況だった。

 ○…幼少期からピアノや美術、バレエといった芸術に親しんできた。茅ケ崎北陵高校時代は勉学に励み、表現から一時距離を置いた時期もあったが、「音楽で食べていくのは大変とは分かっていた。でも一生をかけられる仕事に就きたかった」と武蔵野音楽大学の門を叩いた。在学中、実家でピアノ教室を開いた。

 ○…現代音楽のピアニストでありながら、シンガーやダンサー、作曲・編曲者、俳優、MCとマルチな才能を発揮。湘南を盛り上げようと、市民団体の舵を取ることに。障害者施設でのコンサート依頼が舞い込むと、打楽器やマラカスを持ち込んだ。利用者らとサンバのリズムを刻む、参加型の演奏が受けた。「インクルーシブは自由だ」。当初は歌や演劇がメインだった活動も、16年間で多角的に広がった。舞台裏でかいた汗が報われるような心の琴線に触れる瞬間も何度も経験した。

 ○…フラットな目線と柔和な雰囲気。悩める人にとって寄り木のような存在だ。「元々あがり症で大人しかったけれど、頼まれたら断れない性分で」と笑うが、日々の営みの根底には地元への恩返し、そして平和と共生の実現がある。「皆で尊敬し合えれば、差別のない社会になるはず」。奏でるメロディーは潮風に乗って、誰かの心に小さな光を灯し続けていく。

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