藤沢 人物風土記
公開日:2026.05.22
湘南はまぼうふうまつり2026を主催する湘南海浜植物育成会の顧問を務める 松田 省悟さん 辻堂西海岸在住 86歳
「熱中」に捧げる人生
○…辻堂海岸で10年以上、海浜植物の保全活動を行ってきた。その魅力について、「見た目の美しさはもちろん、毒性がないことや、植物同士が共生する特徴に魅了された」と語る。生まれ育った長野県の野山で過ごした経験や、コケの研究者だった兄の植物図鑑から学んだ経験を生かし、道路や砂浜に植生する植物を見守る。
○…定年後、辻堂海浜公園の管理業務を担う中で、ハマボウフウなどの保全に取り組む「湘南みちくさクラブ」に加入。ハマボウの木を防潮に役立てる活動をした。石垣島へ調査に赴くなど研究を重ね、辻堂西海岸に2019年までに300本以上の植樹を行った。20年には会長に就任。同じ年にクラブは名称を変更し、保護育成活動を続けて県や市からの表彰を受けた。
○…「昔から興味を持ったことに熱中する性格」。量販店の道工具エリアに勤務していた時、職場の「誰もやっていないことをやれ」という方針のもと、30年以上にわたりシルクロード沿いに伝わる握りハサミ文化の研究に没頭した。幾度となく海を渡り、中東や東アジアなど約40カ国を訪れた。あいさつの言葉を覚え、英語で目的と素性を記した看板を掲げ、飛行機や列車で隣り合った人に声をかけるなどして現地の鍛冶職人を取材した。情勢の悪化により10年前に研究を終え、集めた世界中のハサミは現在、湘南工科大学に保管されている。
○…会長職を譲った現在は、市立小中学校の施設管理の仕事もこなしながら、会の活動に精力的に関わる。「元気の秘訣は野草を食べること」。ハマボウフウを食べるイベントの開催を前に、浜辺の苗場での刈り取りを主導した。「ぜ多くの人に魅力を知ってほしい」と顔をほころばせた。
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