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藤沢 社会

公開日:2026.06.12

藤沢市待機児童数 昨年比10人減もゼロならず

  • 昨年比10人減もゼロならず (写真1)

 藤沢市は4日、2026年4月1日時点での保育所等への入所を希望する待機児童数が7人だったことを発表した。2年連続で待機児童数がゼロとなった22年から、25年の17人まで3年連続で増加。今年は数年ぶりの減少となったものの、ゼロとはならなかった。市保育課の担当者は「保育士不足と、保育士が充足していても児童数が満員で希望する園に通わせることのできない保護者がいること」などが主な理由と明かす。

 待機児童数をゼロに戻そうと市は昨年、受け入れ枠の大幅な増加を図った。

 同9月に辻堂、今年4月に湘南台へ新設したほか、北部エリアにあった3つの幼稚園を認定こども園に移行し、明治地区の小規模保育事業所を認可保育所化した。その結果、定員は198枠増加し8947人となったが、入所の決定は昨年比95人増の8501人にとどまり、定員に対する実際の入所割合を示す定員充足率は95%だった。市の認可施設への入所を希望するが叶わず、無認可施設に通所、保護者が育休を延長中、特定の保育所を希望しているなどの人が含まれる保留児童数は昨年比144人減の440人だった。

保育士の確保へ

 市にはフルタイム換算で1978人の保育士が在籍(昨年4月1日時点)。保育士不足解消のため、宿舎借り上げ支援や奨学金返済の補助、県外からの就活費支給、転入奨励補助などに取り組んでいる。それらの効果や園の増加もあり、4年前の1646人から300人以上増えているという。

 今後の取り組みについて市こども総務課は、「就学前児童数が昨年比で1090人減少する初の4桁台となった。今後も出生数が減っていくと予想されるので、保育所を新設するよりは保育士の確保に力を入れていきたい」と話した。

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