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藤沢 スポーツ

公開日:2026.08.14

10代2人が世界でメダル クライミング 濱田選手・仲田選手

  • メダルを首にかける(左から)仲田選手、濱田選手

    メダルを首にかける(左から)仲田選手、濱田選手

 2026ワールドクライミング世界ユース選手権が先月20〜25日、イタリア・ルアルコで開催され、藤沢市山岳・スポーツクライミング協会(東昭一会長)に所属する濱田琉誠選手(大鋸在住・高3)と仲田和樹選手(白旗在住・高1)がメダルを獲得した。

 濱田選手はU19男子に出場し、ロープを支点に高さを競う「リード」で3位、制限時間内にコースをクリアした数で競う「ボルダー」で12位に。同大会では4年連続でメダルを獲得したものの、「優勝を狙っていたが、反省点の多い大会だった」と悔しい表情を浮かべ、「海外選手のフィジカル面など実力が上がった」と総括する。

 リードでは予選を1位で通過し手応えがあったが、準決勝では2位に。「揺れたところで手が抜けてしまった」といい、挽回を目指し臨んだ決勝でも動きの選択が上手くいかず3位に終わった。

 「海外勢は実力以上の力を出し切っていた」と濱田選手。「他の選手は落ちそうになってから粘りを見せていた。自分も粘る練習はしてきたが、そこで焦ることが課題」と話す。また決勝進出が叶わなかったボルダーでは「フィジカルを鍛えていく必要がある」とし、今後も世界で戦っていく姿勢を示した。

 仲田選手はU17男子に出場し、リードとボルダー両種目で優勝した。「直前までは調子が上がらなかった」といい、焦りから追い込んだ練習に取り組んだ結果、疲労が溜まり、大会が近づくという悪循環に。それでも近所の先輩で、練習仲間でもある濱田選手のアドバイスもあり、練習の頻度を落としていくなどして調整を重ねた。

 大会当日は「不安しかなかった」と仲田選手。本番では開始直前にルートや課題が明らかになり、登り方や休憩ポイントなどを考える「オブザベーション」にも悩んだというが、「臨んでみると割と上手くいった」。リード予選1本目から、その日の調子の良さを感じたという。

 仲田選手は大会を振り返って「うれしい」と笑顔を見せ、「来年以降はシニアの大会に出ることができる。両種目で良い成績を取りたい」と意気込んだ。

初心者ができるリード大会開催

 同協会主管のスポーツクライミングリードウスイホームカップが9月27日(日)、県立山岳スポーツセンター(秦野市)で開催される。

 対象は小学3年〜高校生の5・12d以下を登る選手。カテゴリーは「小学3年・4年」「小学5年・6年」「中・高校生」に加え、初のパラクライミングも行われる(年齢不問)。

 今大会のディレクターで(一社)日本パラクライミング協会副代表理事の土肥誠さんは「障害の有無にかかわらず一緒に大会を盛り上げ、理解を育むきっかけにしてもらえれば」と参加を呼びかけている。

 参加費3千円。各カテゴリー15人程度(先着順)。申し込みは藤沢市山岳・スポーツクライミング協会ホームページであす15日(土)から受け付け。

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