若年層の政治意識向上を目的に鎌倉市選挙管理委員会が民間から募集した事業が9月上旬に決定し、この度、公表された。
事業名は「未来鎌倉市」=画像。大学生などの若者による複数のグループが、それぞれに30年先の鎌倉市の姿を描き、そのビジョンを達成するため、10年先の予算編成を行うというもの。
11月3日には「キックオフイベント」をレイ・ウェル鎌倉(市内小袋谷)で予定しており、市の担当者が財政状況や行政運営の方針などを説明する。その上で、参加チームに30年先の鎌倉市の姿を描く課題が与えられる。
11月24日に同所で行う「中間イベント」では、課題の発表と、それに対する講評が行われ、各チームは10年先の予算編成を行う。
12月8日に「予選コンテスト」を同所で行い、優れたチームは同15日に鎌倉商工会議所地下ホールで行われる「決勝コンテスト」に進出、最優秀チームを決定する。優勝チームは、コンテスト後に松尾崇市長らとともに「パネルディスカッション」を行う予定。
同企画を提案したのは、全国で議員インターンシッププログラムなどを提供する「NPO法人ドットジェイピー」(東京都千代田区・佐藤大吾理事長)。同社による若年の政治意識向上の取り組みは、奈良市や仙台市でも採用されている。
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