鎌倉市議会は5月16日に市役所全員協議会室で、17日に大船行政センターで、「議会報告会・意見聴取会」を開催した。
これは情報発信や市民参画のあり方を定めた「議会基本条例」に基づくもの。今年1月に同条例が施行されて、初の報告会となった。
初日となる16日には17人の市民が参加。前半の「議会報告会」では、各常任委員長、予算特別委員長から2月定例会の審議事項が報告された。
その後の「意見聴取会」では、市民と議員が同じテーブルを囲んで、市政の課題について話し合いが行われた。市民からは「ネット中継は録画の分をもっと早く公開してほしい」といった議会の情報発信に関する要望のほか、4月から始まった家庭系ごみの収集有料化について「市民負担が増えることは納得できない」や、山崎浄化センター内が候補地となった新ごみ焼却施設について「負担の一極集中は避けるべき」「市は建設に10年と言っているが時間をかけすぎでは」といった意見が出された。
参加者の一人で約1年前から鎌倉で住み始めたという弁護士の男性は「議事の進め方や論点の整理など改善できる部分はある」とする一方、「地域の課題について知らないことが多く勉強になった。今後は自分自身でも情報発信できるようになりたい」と話した。
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