大船まつりが5月20日、大船駅周辺を会場に開催された。
メインイベントとなるパレードでは、地元高校生によるマーチングバンドや祭囃子保存会などが会場を練り歩いたほか、今年が15回の節目にあたることから、実行委員会による「昭和の大船」「映画のまち」をテーマにした写真展も開かれた。
また3年前から始まった仮装パレードには、障害を持つ人が初めて参加した。これは2020年の東京五輪・パラリンピック大会を控え、「障害のある人にも優しい祭りに」と企画されたもの。
当日は車いすユーザーら18人の障害者が参加。「マリオカート」や「トーマス」など人気のゲーム、アニメのキャラクターに変身し、沿道から大きな拍手を浴びていた。
障害者をサポートしたNPO法人湘南バリアフリーツアーセンターの松本彩さんは「参加者のなかには『人生で一番楽しかった』『来年も参加したい』という人もいました。トイレの提供を申し出てくれるコンビニエンスストアがあるなど、こうした取り組みが障害のある人にとって優しい街づくりにつながれば」と話していた。
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